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未来&LPG

未来&LPG

2050年。私たちが行き着く未来は、どんな世界が広がっているでしょうか。
私たちは、巨大地震や気候変動による災害に備え、
同時にカーボンニュートラル社会を実現していかなければなりません。

2050
カーボンニュートラル社会は、
災害対応社会でもなければならない。

2022年5月、東京都が発表した「首都直下地震等による東京の被害想定」と「南海トラフ巨大地震等による被害想定」の見直し結果によれば、今後30年の間にマグニチュード7クラスの地震が発生する確率は70%となっており、建物被害は約20万棟、死者は6千人以上と想定されています。一方、南海トラフ地震はマグニチュード8〜9クラスが70〜80%の確率で発生するとされており、西日本ではさらに甚大な被害が想定されています。
被害の甚大さも深刻ですが、注目すべきはその発生確率の高さ。日本政府は2050年までにカーボンニュートラル社会を実現すると宣言しましたが、その2050年までに首都東京が直下型地震の直撃を受ける、もしくは西日本が南海トラフ巨大地震による甚大な被害を受けている確率が極めて高いということになり、カーボンニュートラル社会は同時に災害対応社会でもなければなりません。
また、温室効果ガスの削減目標が達成されたとしても、気候変動の影響が当分の間は残ると考えられ、台風や洪水などの風水害への備えも十分でなければなりません。さらに再生可能エネルギーという需給調整の難しい電源のバックアップとして、分散型のLPガス発電施設にも期待が集まっています。

01LIFELINE &LPG

「災害に強いLPガス」
その特性で、未来を変える。

私たちは2011年に東日本大震災を経験しました。当時、LPガスの軒先在庫が多くの人たちの命を繋いだことで、インフラフリーという特性が見直され、「LPガスは災害に強い」という評価を得ました。その後、社会の防災意識は高まりを見せていますが、その対策は十分とは言えません。
いざというときの炊き出し用のLPガスの備蓄、LPガス非常用発電機や都市ガス発生装置などの防災設備の普及にとどまらず、今後もLPガスの特性を活かしたイノベーションを数多く生み出すことで、より多くの「いのち」を守ることができるはずです。

02CLEAN ENERGY

サステナブルな未来を切り拓く
クリーンエネルギーとして。

たくさんの「いのち」を守るため、LPガスはクリーンエネルギーとしても着実な進化を遂げつつあります。すでにカーボンオフセットクレジットを活用したカーボンニュートラルLPガスの普及が始まっています。さらに、グリーンLPG製造などの新技術の研究にも多くの企業が参加し、社会実装を目指しています。

グリーンLPG 生産から消費の過程で二酸化炭素(CO2)の排出ゼロを達成するカーボンフリーLPガス。令和3年にはLPG輸入元売りの大手5社によって「日本グリーンLPガス推進協議会」が設立されました。

バイオガス&LPG 植物系廃棄物、家畜の糞尿等から発生するバイオガスとLPGを混合する技術。欧州では研究が進んでおり、世界のバイオガス混合LPGの生産能力は拡大しつつあります。

水素&LPG LPガスに水素を混合し、CO2排出量を削減する技術。国内でも実証実験の準備が進んでおり、実現性の高い技術として注目を集めています。

03FOR THE FUTURE

LPガスの可能性を信じ、
2050年へ向けて「今」できることを。

2050年のカーボンニュートラル社会/災害対応社会に向けて、LPガスの活用は進化し続けなければなりません。&LPGプロジェクトはLPガスの可能性を広げ、多くの方々と協働することで、一歩ずつ確実に未来へ向けて前進していきます。

あなたと共に、持続可能な社会の
その先の未来へ